家族葬式場の特徴やメリットについて

核家族化や少子高齢化、新型コロナウイルスの流行等により、近年は近親者のみでおこなう家族葬を選ぶ人が増え、それに伴い専用のホールも増えてきました。

この記事では、家族葬式場の特徴やメリットなどについてご紹介いたします。

家族葬式場とは？

家族葬式場とは、家族葬に適した葬儀会場のことです。

故人と家族がゆっくり過ごせるよう自宅のようなアットホームな雰囲気や、メモリアルコーナーを設置できる式場等、家族の絆を改めて感じられる空間作りがされている施設が多いです。

特徴とメリット

一般的な葬儀会館でも家族葬を行うことができますが、大型の式場でお葬式を行った場合、会葬者が少ないと寂しく感じるといった懸念があります。家族葬式場であれば、会場が大きすぎて寂しいといった心配はなく、あたたかな雰囲気の中で、故人を偲ぶことができます。

　　　　　　

また、家族葬式場の場合、貸し切りで利用できるケースが多く、他の葬儀の会葬者や関係者と会うこともなく、小さなお子様がいる場合でも安心してくつろいで過ごすことができます。

家族葬式場を選ぶポイント

葬儀によって、規模や内容が異なるので、どの家族葬式場がいいのか一概には言えません。ただ、会場は家族葬の内容に深く関わってきますので、ご家族のご要望に合った式場を選ぶことが重要になります。

式場選びの際は、以下のポイントを参考にしてください。

・利用料金

・設備の充実度（清潔感・貸切可・バリアフリー対応等）

・交通アクセス・駐車場の有無

・夜間の付き添いが可能かどうか

・故人や遺族の希望に添えるか

　　　　　　

会葬者が高齢者か、駐車場が必要かなどを考えて、なにが必要か検討を進めます。

駅やバス停から近いのはもちろんですが、車で訪れる方のことも考えて近隣に駐車場があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

また、高齢の参列者が多くいらっしゃる場合や親族に足の不自由な方がいる場合などは、車椅子での移動に適しているか、多目的トイレがあるかなども見ておくと安心です。

　　　　　　　

さらに、故人や遺族が希望する葬儀のかたちが実現できる式場か、またそれに応えてくれるスタッフのサポートも重要なポイントです。依頼先の葬儀社が希望内容に対応できないと意に沿わない葬儀となり、後々悔いが残ってしまいます。スタッフの対応が丁寧で信頼できる葬儀社なら、安心できるのではないでしょうか。

　　　　　　

　　　　　　

終活の一環として、時間のある時に式場を実際に見学しておくと、もしもの時の心配や不安の軽減にもつながります。