式場の種類と特徴
葬儀を行う式場にはいくつかの種類があり、場合によっては希望する式場が利用できないケースもあります。
ここでは、式場の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
1.公営斎場
市民、区民の方であれば、どなたでも利用でき、全ての葬儀社で取り扱うことが可能です。また、使用料も割安な場合が多いです。
区域に対して数が少ないのが現状で、日程に関しては混雑していることが多く、希望に添えないこともあります。一般的に葬儀社のホールなどと比べると、設備面で劣る場合が多いです。
2.葬儀社保有のホール
その式場を所有している葬儀社に依頼することが条件となります。まれに他社にも貸出をおこなっているケースもありますので、確認が必要です。
葬儀社が提供しているサービス、参列の人数(葬儀の規模)に適しているか、立地等の利便性を見極めて選ぶことをお勧めします。
また、近年では一日一件の葬儀会館であるのか、通夜当日夜間の付添が可能かどうかも、式場を選ぶ上で重要な要素として捉えられている傾向にあります。
3.寺院本堂(寺院会館)
ご近所などでお付き合いがあるケースなど、お借りすることができる場合もありますが、基本的には檀家に限り利用することができることが多いです。
規模により雨天の対策や、季節によっては暑さや寒さをしのぐため、テントやストーブなど、外装費や冷暖房費が必要な場合があります。
4.民営式場
民営式場はどなたでも利用することができます。基本的には、利用できないという葬儀社もありません。ただし、提携の契約を結んでいない葬儀社は利用できないなどというケースもありますので、事前に確認をしておくと安心です。
その他にも、地域の集会所や自宅などでも葬儀を行うことが可能です。
5.まとめ
どこで葬儀を行いたいかにより、依頼する葬儀社を決めることが必要です。